ちっぽけなうさぎのブログ

HSP(HSS)が老年内科医をしています。

ダメなものはダメ、だけど

つみの懺悔をされたことがあって。

そんなことをしてしまうくらいにつらかったんだねって、言ったんです。

その時に甘すぎない?って

言われたんです

 

そうなのかな

 

ダメなこととすでに自覚して、自ら十字架背負って苦しんでる人に、

「それはダメでしょ」って念押しで正論投げつけることに何の意味がありますか。

そういう人に必要なのは、許し、ではないの?

どうして相手は懺悔の相手に自分を選んだのか、その意味を考えてみてほしい。

 

「つみを犯したんだから、一生苦しめ」、と言っていいのは、被害者だけ。

部外者がダメ押しで断罪するなら、それはその人の行く末を、更生を、援助し、見届ける覚悟がある人しか、言ってはいけないと思うの。

 

人は弱いから、ぜったいに間違う。いけないことと分かっていても、そうしてしまうことがある。

「そうせざるを得なかった。」それがすべてだと思う。

そして、また、間違うかもしれない。

でも、間違えないように、弱さを認めて支えあっていくことはできると思う。

それが信じることのひとつなのかもしれない。