ダメなものはダメ、だけど
つみの懺悔をされたことがあって。
そんなことをしてしまうくらいにつらかったんだねって、言ったんです。
その時に甘すぎない?って
言われたんです
そうなのかな
ダメなこととすでに自覚して、自ら十字架背負って苦しんでる人に、
「それはダメでしょ」って念押しで正論投げつけることに何の意味がありますか。
そういう人に必要なのは、許し、ではないの?
どうして相手は懺悔の相手に自分を選んだのか、その意味を考えてみてほしい。
「つみを犯したんだから、一生苦しめ」、と言っていいのは、被害者だけ。
部外者がダメ押しで断罪するなら、それはその人の行く末を、更生を、援助し、見届ける覚悟がある人しか、言ってはいけないと思うの。
人は弱いから、ぜったいに間違う。いけないことと分かっていても、そうしてしまうことがある。
「そうせざるを得なかった。」それがすべてだと思う。
そして、また、間違うかもしれない。
でも、間違えないように、弱さを認めて支えあっていくことはできると思う。
それが信じることのひとつなのかもしれない。